株式会社ジョン石橋ビルダーズ の日記
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アマゾンのリフォーム参入
2015.07.20
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アマゾンが大和ハウスや積水とダスキンと組んで
リフォーム市場に参入したニュースは7月6日にNEWSで見また。
住友不動産などが『新築そっくりさん』などで、
定額制を掲げているが
それと同じように、アマゾンの、こちらも定額制を掲げている。
施工業者としたら安穏としていられない。
確かに消費者に取り『定額制』であれば価格がわかるので安心感はあるとおもいます。
しかし、実のところ、現場現場で色々と下地状況が、ちがうので
見積する者や施工管理では国家資格の有資格者や経験者による
『目利き力』が実は必要であるのです。
私の個人的経験と見解を申し上げると『定額制』をうたうのは、わたしからすれば『釣り広告』としか思えません。
現場を施工する立場や御客様に取ってもリスクが大きいです。
標準サイズを基準としているので、応用は効きません。
つまり、『定額制』のあとには、後出しジャンケンのような
価格が待ち受けているのです。それがトラブルの原因になります。
ニトリやIKEAと同等商品でネームバリュームだけが先行し
キチンとした技術者や監理者がいない中での施工ですので
一見、納まりは良さげに見えるが、実際はかなり粗い仕事であるのが実情です。多能工といっても器用なだけで、本当の知識や資格は皆無なのが現状で、物の本質や品質は知りません。
その為に実際はクレームの連絡に枚挙は暇がないのが現状です。
つまり品質監理基準がバラバラなのです。多能工任せで品質管理や品質チェックが出来ないまま、されないまま引き渡されるのです。そのようなことが無いように、リフォーム業者はキチンと
価格だけではなく、品質監理や技術力で選んで頂きたいものです。
瑕疵などの発生によるクレームに費やすし浪費する時間や感情は
かなり気力・体力が必要です。