株式会社ジョン石橋ビルダーズ | 日記 | 既存住宅現況検査技術者について

さて今回は、ゴールデンウィーク中に報道のあった、中古住宅売買時に建物
検査（インスペクション）を義務付ける方針を政府・与党が示した話題について
ご紹介します。
石橋が所有している免許、『既存住宅現況検査技術者（ホームインスペクション）』の資格の話です。 政府・与党は中古住宅流通を促進させるために様々な施策を検討・実行して
います。今回新たな案として、中古住宅売買時に住宅の専門家が検査を行い、
その内容を重要事項説明項目に加える案が浮上しています。中古物件に対する
買主の不安を解消し、中古住宅流通の促進を図る狙いです。 検査の内容・項目については、既に平成25年6月に国土交通省より「既存住宅インスペクション・ガイドライン」が策定され、このガイドラインに関する講習会が
全国で行われています。いよいよこの建物検査が本格的に中古住宅売買時に導入される方針が固まりつつあるようです。 今後の予定としては、政府・与党が5月中に案をまとめ、来年の通常国会に宅地建物取引業法の改正案として提出され、早ければ平成29年度に施行されるのでは、との声が出ています。 「耐震診断」という建物検査における大半の項目を
実践されているだけではなく、不具合や改修すべき箇所に対する補修費用の提示や工事ができるなど、この制度において非常に能力あるプレーヤーになることは間違いありません。
その資格を持っているのはマダマダ、少数なんです。