株式会社ジョン石橋ビルダーズ の日記
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大手だから安心ではないのです。
2015.10.16
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三井不動産販売の三井住友建設元請で
1次請が日立テクノロジー2
次請旭化成建材という一般的な施工体制です。
1次請けは商社的存在です。3次請けの存在もあります。
設計監理はどこだったのでしょうか?
明らかに設計監理もミスしてます。何を監理していたんでしょうか?
勿論、元請の品質管理も問われます。
『データーが雨に濡れた為にコピペした』とか
『電源が入っていなかった』とか、現場での杭打ちは1日1本~2本です。
それは、ありえない。
では、元請の管理者は全数立会確認なのに何をしていたのでしょうか?
恐らく、現場は3次請けの旭化成建材に任せっぱなしで
現場には誰も設計監理者や施工者がいなかったんだと思います。
『柱状図』は、あの広い敷地で2~3本したないのでしょうね。
地層は、平地でもかなり段差があります。
横浜市のような地域はもっと複雑な地層なんです。
販売側の三井不動産も無理な施工日程を組んで、現場に無理難題を
言って現場能力を超えた要求をしているはずです。
その歪が、今回の結果です。
仕事柄、見積書を作成します。大手とぶつかります。
名前の有名な会社に、あまりの価格の安さで負けます。
しかし、あの安さはどこからくるのでしょうか?
人件費の安い歪が、現場にくるのでしょうか?
いえ、いい加減な施工が御客様にリターンしてくるのです。
リフォーム工事で、安価ばかりを追求すると無知な管理監督者や
腕も人柄も悪い職人に、いいようにやられてしまいます。
今回は、『大手だから』とか、根拠のない無知な発言も聞こえます。
大手は烏合の衆で、責任をたらい回しし、何もしない、やらない傾向があります。
設計監理者は既に逃げ廻り、全て旭化成建材に責任を押し付けます。
設計監理者の矜持はないと思います。
施工元請会社や下請業者を責めるだけではなく
販売会社にも設計監理者にも元請管理責任者にも
全ての監理監督関係者に責任があります。
顧客満足度に顔を向けているのではなく
株をお持ちの出資者へ顔を向けて仕事をしているのが大手ではないのでしょうか?
