株式会社ジョン石橋ビルダーズ | 日記 | 1級建築施工管理技士合格発表！

　先日の2月3日金曜日に

1級建築施工管理技士試験の合格発表がありました。

大手スーパーゼネコンでの活躍の評判で有名になり

日建学院新宿校で、1級建築施工管理技士の2次試験論文講師を

一昨年より依頼されて、試行錯誤でやってきた。

全て、ワシのオリジナルお手製教材での指導であった。

made by John Ishibashiである。

去年は６０％の合格率であった。

しかし、今年は全員合格１００％！！　全員合格よ！！！

場外指導を含めると１２０％！

自分の指導能力と自分のオリジナル教材テキストが

いかに良かったかを再確認することでき実証できた。

ワシの指導力の集大成であり、ワシの勝利でもある！

生徒はみんな建築学科を出ている大学卒、大学院卒である。

博士号や修士を持つ輩もいる。

地頭は、断然彼らのほうがよい。

　しかしである、30年の実務経験はじめ、蓄積した叡智と識見は

そうやすやすと涸れはしない。

ましてや論文だ。作文を苦手とする人は多い。

誤字脱字の多いこと。文章力も構成力も最初はない！

小学生の作文以下の場合もあった。

文章であるので採点や添削は非常に難しく評価はしにくい。

正直ワシもそうだった。辛酸を舐め色々と失敗を重ねてきたことが

全て今日に生かされて今に至っている。

未だにコンプレックスから逃れられないが、そのコンプレックスを

糧に、それらを論文に生かし指導をしていた。

範囲は多岐に渡り、指導内容も様々である。

　さて、生徒の合格者は全員社会人であり会社員である。

朝は早く、夜は遅い。36協定というもので囲われているので

月残業平均は100時間超えなんて当たり前である。

給料も安い。でも、建築士、建築施工管理技士と言う

国家資格を得るために、遊びたい気持ちに耐えて

新宿という繁華街の街中のお酒の誘惑に負けず

※ワシは、いつも負け戦ですげ・・・・。

1年以上、継続して手書きの論文課題の宿題を毎回提出し

仕事を終えてから平日夜間午後6時半から午後10時半まで

受講し、日曜日に毎回模擬試験に出席して自分の自由な時間を

犠牲にして家族サービスの時間を犠牲にしてきた。

今回合格を得た生徒の気持ちと努力は講師の立場でも理解してる。

自分自身に賭け忍耐し強い意志を持って望んで取得したのである。

人生で一番気合を入れて勉強してきた結果である。

学費も親や会社が出したのではない。自分の人生にbetしたんだ。　　

ワシ自身もそうしてきたから余計に気持ちはわかる。　　　　　　　　

だからこそ、心の底から『合格おめでとう！』と言う気持ちだ。

山の神様や子供達は、理解できないようと言うより、

ウチのオヤヂだからできるんだ！と言う妙な考え方がある。

器用貧乏なオヤヂを信用してくれているようだ。

でも、凄いと言う表情はない。

少し、寂しい気分だ。まっ、家族なんてそんなもんだな。

だから、今夜一人で祝杯を合格した生徒に挙げる。

『合格おめでとうございます！これからはプロの建築管理者として

資格の名に恥じぬ様、これからも日々精進努力してください！

これからが建築屋としてのスタートです！』と

2月10日　金曜日　新宿ヒルトン東京での祝賀会で

メッセージを送ろうと思っている。